弍式断頭台

SMトリプルバトルに興味があります。

【二人の白皇】 感想・考察①(キャラ性能)

待ちに待った二人の白皇ようやくクリアしました!

難易度:難しい、攻略情報等なし、紅白戦・戦闘回想なし、ムネチカの試練全クリ、アドベンチャーパート全オート(テキスト表示速度5お進行速度3)で75時間56分07秒でクリアでした。進行速度が多少遅かったものの寝落ち等の遅延はなくこの時間だったので大満足のボリュームだったと思います。(参考までに偽りの仮面はオート併用遅延あり難易度:普通で48時間程度)

前作は難易度:普通でちょいちょいレベル上げしながらやっていたのであまり苦労しなかったのですが、今作は難易度:難しいの上BPもほぼ振らず(1回我慢できずに振った)、攻略等も見ずやっていましたし、ムネチカの試練もあってゲームシステムやキャラ特性をかなり意識してプレイしていました。
そのためキャラ性能についても色々思うところがあったのでまとめておきます(DLCキャラについては非所持のため割愛)。

まだ夢幻演武クリアしてないので性能はストーリークリアまでの評価です。
 夢幻演武クリアしました!

 

9/29 追記・修正(修正部位は緑字にしてあります)

9/30 大幅修正+加筆。夢幻演武14まで加味した評価に。

10/1 夢幻演武ラストまでの評価に修正

 

キャラ性能

キャラ名:個人的評価[C~A+の七段階とA++,Sの二段階(壊れ、必須)] (相性の良い装備)
※名前の色は属性()で表記
スポット参戦キャラなど過度なネタバレは伏せ字にしておきます。またプレイヤーの技量やレベル、パーティ編成、ステージ等によって強さにばらつきのあるキャラは評価にも幅を持たせてあります。装備については万死一生など強力だが入手できる数の少ないものもあるため特に相性の良く優先度の高い装備を厳選して載せてるつもりです。

オシュトル:C~A- (疾風迅雷 弐、物理防御 参など)
一応デバフ異常回復気力増加…etc.と揃っているが、前作同様器用貧乏な印象が目立つ。中盤以降は火力不足に悩まされるため、士気向上による味方の能力アップと回復での味方の気力増加が主な役割になっていた気がする。蘇生扇舞は気力消費があるものの自身を含め味方の気力増加しながら体力回復+異常回復ができる便利な技。難易度:難しいでは相手の攻撃を1撃耐えるかどうかが重要な場面が多く、連撃2の攻撃ダウンと士気向上による防御upを合わせて味方をかばう動きも多かった。連撃2を参段目までつなげると攻刃の型となり再行動できるのだが、習得するのが火力不足が目立ってきたころでありアタッカーにはなれない上に、攻刃の型になると防御系の錬技や特性がなくなりしかも次のオシュトルのターンまで続くというデメリットが多い印象。オシュトルの戦闘不能が敗北条件になっていることも多いため防御系の装備をすると安心できる。フミルィルとは半無限ループできるため難易度:難しいの終盤や夢幻演武ではかなり優先度が高い。

クオン:B-~A++ (明鏡止水、自然融合)
今作から追加の四神変転は自身の属性が最後に使用した連撃の属性に変化する特性で、これにより今作はクセのあるキャラになった。同じく追加された連撃である鵺鳥の参段目は体力減少の代わりに気力全開になれる強力な効果を持ち、気力増加役という印象が強かった前作よりも攻撃に転じることが多くなったと思う。連撃はどれも優秀でアタッカーから補助役まで高レベルでこなせるが、鵺鳥で気力全開にするタイミング、気力浸透を考えた配置、四神変転による火力up+被ダメ軽減等頭を使う要素が多く玄人向けのキャラだと思う。四神変転は最低でも目の前の敵の弱点属性にならないように注意しないと途端に弱キャラに見えてくる。鵺鳥は初段と弐段目に気力を必要とするため、毎ターン気力全開になれるよう明鏡止水を装備させるとよい。ストーリー終盤に習得する天地吸収(同属性の攻撃吸収)、天地反射(同属性の攻撃を反射)を覚えるため特定の属性攻撃しかしてこない敵を蹂躙できる。レベル上げ等をしない場合夢幻演武のあるステージではこの特性にほんとうに助けられる(仮面の者を一人で数体撃退できるスペックは設定通りでうまく作ったなあと思いましたまる)。

ルルティエ:B~A (勇気の瞳、千里疾走の構え)
体力と機動力に優れた壁役。意外と防御は低いので回復ソースが欲しい。ヤクトやムネチカと違い移動力に優れ自然治癒持ちなので孤立や事故死が少なく使いやすさでは上回っているがボスや終盤の敵を何体も止められるほどの耐久はないので過信は禁物。あくまで1発凌ぐための肉壁と思おう。今作習得の花神楽は移動後に使用できないものの、移動力と運上昇に加えて行動順繰り上げと回復を範囲で行える上に自身の気力蓄積もできる強力な連撃。怪鳥の囀り 参や威嚇で周囲の敵を弱体化させながら味方を補助できるためヤクトワルトやムネチカのように単身で敵を引き付けるというより、味方と敵の間に入って敵の移動を妨げながらバフデバフをかけていく(すぐ体力減るので近くの味方に回復してもらう)運用が多かった。素早さが遅く肝心な時に役に立たないということがあるので、優秀な機動力でカバーしよう。

ウルサラ:B-~A- (隠密の策 弐、縮地の心得)
序盤は移動力のなさが目立ち味方に置いて行かれることが多く使いにくいが終盤に行くにつれ遠距離範囲攻撃が役立つ場面が増えていくので評価が上がっていくキャラ。火力が落ちているため前作のような壊れアタッカーとはならず範囲を活かした削りや取りこぼしを拾う役となることが多かった。難易度:難しいでは連撃2の初段で付与できる呪いが不可欠なのでパーティには入れておきたい。範囲攻撃でついでに殺されるのでモスモスの召喚タイミングには気を付けよう。仮面の者(変身後)など一部呪いの入らない(確率低かっただけかも)相手もいたが呪いいれないと体力回復や気力蓄積で手が付けられないボスは多かったので呪いあるだけで個人的には評価高くしたい。

ノスリ:A-~A+
元々素早さ移動力が高かったのに火力も上がって気力蓄積も優秀という強力なアタッカーになった。遠距離範囲連撃持ちなのも優秀。連撃3は高低差に強く、今作は移動の多いマップや高低差があったり跳躍力が生きるマップが多いため個人的に推していきたいキャラクター。ずっと使ってたけどこいつが役立たずになるマップはなかった気がする。遠隔完全回避が強く遠距離攻撃で倒されることはあまりないが、近づかれるとすぐ死ぬので、間に壁を挟んだり優秀な気力蓄積を活かして途中に気力全開を挟むなどして遊撃手として使うのがよい。連撃の成否や攻撃対象の数を増やすために移動先に気を遣うことは多かったが適当に使っていても強いとは思う。

オウギ:B~A+ (明鏡止水 弐)
気絶猛毒鈍足忘却と様々な状態異常付与ができるほか優秀な気力蓄積、圧倒的な素早さと移動力が特徴。明鏡止水 弐と連撃1の隠し連撃を組み合わせると毎ターン気力全開になることも可能。連撃2の気絶は中ボスレベルなら入ることも多く、影走りや移動5からなる機動力を生かして敵の背後に張り付き、闇討ちと組み合わせて足止めに使える。連撃1の忘却も相手の連撃を初段で止められるため有効な場面は多かった。隠し連撃を成功させられるかどうかで火力にかなり差が出る他、優秀な錬技円環は必要気力が多く、そう意味では玄人向きかもしれない。序盤は雑魚を殲滅する火力もあるが、隠し連撃ができない場合終盤は火力不足を感じると思われる。
オウギの連撃1は隠し連撃が6回あり、全て成功すると気力が57(四段で止めると58)溜まります。伍段目は気力消費5、会心での蓄積が4のため、気力全開状態にしたい場合は四段目で止めよう。(初段→隠し×2→弐段→隠し→参段→隠し×2→四段→隠し→伍段)
四段目で止めると伍段の代わりに最後の一撃が入るが、ここでランダム?で会心エフェクトが出る場合がある。この会心は気力蓄積には関係ありません(ダメージについては未検証)。

ネコネ:B~A- (明鏡止水、縮地の心得)
回復役だが移動も射程も足りないので常に位置取りを考えていないと暇になってしまうキャラ。とはいえ呪い付加、体力回復大、範囲体力+気力増加、攻防一体の構えと有用な要素は多いためぜひ使いこなしたい。中盤以降はフミルィルが育ってきたり体力吸収の必殺技を習得するキャラがいたりと回復の重要度が落ちてくるのが悲しい(ストーリーでも段々影薄くなってきてたよね…)。白虹の弐段目には気力増加効果があるが、気力を消費するので適宜攻撃を挟んで気力不足にならないように注意するといい。暇なときに張った4種の陣をどれだけ活かせるかで評価が変わってきそう。治癒の陣を敵ボスに踏まれると死にたくなる(変身ミカヅチと強化ライコウに踏まれて泣いてた)。

キウル:B-~B+ (勇気の瞳)
不動連撃による固定砲台としての役割は健在だがノスリ及び他キャラ強化により微妙に感じるようになったという印象。遠距離からの二連撃で行動順を大幅に遅らせられる点は評価できるのでアタッカーよりも後方支援役として使うと良いと思う。気力蓄積手段に乏しいため補助が必要。ZOCにはまると松笠しかやることなくなるので勇気の瞳が欲しいところ。

アトゥイ:B+~A (会心の心得 弐、物理回避 参)
火力と機動力が高く雑魚の一掃に便利なキャラ。終盤になると敵の体力や防御力が上がり他のキャラだと削り切れなくなるため重宝する。失地回勢持ちのボスに対しては単体火力の高いキャラでの削りが有効な他、今作は周囲1マスに発動する特性や反撃を持つ敵が多かったため射程2持ちであることも強み(特にノロイ等の呪詛躱せるのがえらい)。耐久が低めなので最前線に出して使うなら回避系の秘伝書や万死一生を装備させたいところ。単体性能は高くどのマップでも比較的活躍できるが、難易度:難しいで必須というほどではないので出撃人数によってはお留守番だと思う。

アンジュ:B-~A (縮地の心得、万死一生、死中求活、隠密の策)
たぶん最高火力はこいつだけどまさかの反動で自滅する。油断しなくてもすぐ死ぬのでめっちゃカミカゼアタックしたくなるキャラ。攻撃だけでなく気力蓄積も優秀で素早さもそこそこなのでエースとして使っていける。低耐久で移動力3なので単体としては孤立か爆死が免れないお荷物だが、移動バフと囮役を組み合わせれば存分にその火力を発揮できると思う(使ってない)。反動活かして死中求活+窮死覚醒 弐(自分で習得)のコンボは強い他、万死一生と特性の虎死天生が両立できるため低耐久のわりにしぶとく生き残ったりする。瀕死を維持できると信じられないほど火力が出る。烈火の陣や猛毒には注意。

ヤクトワルト:C~B+ (陽動の策 弐、俊敏の心得 弐、縮地の心得)
攻撃重視の壁役で足止めより反撃による広範囲の削りを得意とする。前作は回避壁兼反撃による削りで重宝したが今作はZOC無視のボスが多かったり、同じく壁役のルルティエ強化、ムネチカ参戦など逆風となる要素が強く相対的に弱くなった印象。対雑魚敵に関しては今作も無類の強さを誇っているが、素早さの遅さや移動力不足が祟って最初の行動時には攻撃範囲に敵がおらず、構えに入ることすらできないということもあった。序盤は前作同様活躍するが(序盤だけならA評価)、終盤に大型ボス、遠距離攻撃持ちが増えてくると辛くなる。特に強力な反撃持ちの単体ボス戦などは出撃させないのが無難。今作追加の疾風の構えは構え状態に入りながら行動順も早められるのでうまく使えれば活躍できそう。挑発がないが攻撃されてなんぼなキャラなので陽動の策を装備させたいところ。夢幻演武に入るとまたモブが多いステージもいくつかあり活躍の機会はある。

ムネチカ:C~A- (護身呼吸法 弐、精神一到法 弐、陽動の策など)
守備重視の壁役。同時に3体止められることもあり、敵のそばで動かず足止めに使うことが多かった。壁役には珍しく平均より素早い。挑発、強化解除、連帯防御、気力吸収、闘志の瞳 参、最大体力増加+体力回復+不動の陣などこれでもかってくらい壁役として能力が揃っている。仮面装着後は機動力とバフデバフのルルティエ、反撃のヤクトワルトとは違った使い方ができるが、仮面装着前は壁役が足りない場合を除きそこまで採用理由がない気がする。最序盤から使えるか装着後にもっと劇的に強化されて欲しかった。不動連撃の構えはキウルのように二連撃するというより河山帯礪による回復及び陣張りと攻撃を組み合わせる使い方が多いか。強力な連帯防御を活かせるよう、挑発付与の連撃泰山を使えるだけの気力は常に残しておきたい。挑発持ちなので陽動の策の優先度はヤクトワルトより低い。

フミルィル:B-~A++ (明鏡止水 弐、自然融合、縮地の心得、万死一生)
今作の壊れキャラ1。移動後不可の連撃が多い上に耐久も低く最初は使いにくそうな印象を受けるが、遠距離攻撃近接攻撃に回復+行動大幅短縮、攻防一体の構えと優秀な連撃特性が揃っているため使い方がわかってくるとなんでこんなにってくらい強い。返礼からのシュマリ召喚で光属性を活性化できるため自然融合を装備させればそれなりの火力も出る。耐久と機動力に難があるので油断して倒されないようにデバフや壁役を使おう。スポット参戦③と無限ループ、オシュトルと半無限ループができます(ループと言ってもいくつか崩されるパターンがあるので注意)。
ループが崩れるorそもそも入れなくなる要素→失地回勢や気力全開による割り込み、反射ダメージ、フミルィルの射程範囲に敵がいなくなる、フミルィルやオシュトルが呪い状態になる、オシュトルの気力がゼロ、契約の印持ちのZOCにはまる。特に失地回勢は夢幻演武のボスキャラが多く持っており注意(夢幻演武12のベナウィとアヴ=カムゥにボコボコにされた)

イタク(スポット参戦①):B-~B+
ストーリーでは中盤の数ステージで加入するだけということもあり、なんともいえない性能。連撃の射程が2あることと耐久が高めな部分は評価できるが必殺がないのでよほどお気に入りでない限り夢幻演武でも使うかどうか。しかし中盤の一時期のみ仲間になることもあり強力なボスと対峙するわけでもないので足手まといということはない。レベル70で闘志の瞳を覚える()

ミカヅチ(スポット参戦②):A~A++ (明鏡止水 弐、取得BP増加)
今作の壊れキャラ2でゲンジマル枠。機動力と攻撃力がトップレベルで終盤の一時期(最終戦まで参加というわけではない)のみ仲間になる。難易度:普通だったらクリアまでこいつ一人でいいのではって感じ(途中で抜けるけど)。移動後不可だが移動力増加+気力蓄積+行動順繰り上げの連撃があったり射程2持ちだったり連撃1の気力蓄積52(会心なし)だったりとにかく強い。気絶付与の連撃もある。優秀な特性も多く夢幻演武では大いに頼りになるが、基本的に敵が強くなってくると1撃で倒れることも多いため、単身突破しようとするとあっさり倒されてしまう。火力と機動力が高いので浮いた敵を1体ずつ確実に倒していくような役割になるか。デメリットは協撃必殺がないこと、初期装備可能枠がないこと、BP稼ぎステージと夢幻演武12、14で出撃不可なこと。

ハク(スポット参戦③):A-~S
終盤の1ステージで途中から参戦するキャラクター。加入時はレベル1だが音速でレベル上がっていき、強力な特性を次々と覚えるため誰もが最もお世話になるキャラクター。味方の気力を50増加させる連撃を使えるため明鏡止水 弐持ちと組み合わせると簡単に気力全開状態になれる。連撃のエフェクトが豪華すぎて協撃になるとすぐ連撃失敗する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー夢幻演武のスポット参戦キャラー

 

 

 

ウコン(スポット参戦④):A-~A+
夢幻演武2でのみ使用可能。オシュトルを常時攻刃の型にしたうえで強化したような性能。移動5で攻撃力素早さが高いため非常に使いやすい。装備変更はできないが万死一生、死中求活など優秀な特性を複数持っているので気にならない。必殺技がないのが惜しい。

マロロ(スポット参戦⑤):B~A-

同じく夢幻演武2でのみ使用可能。不動連撃の構えを持っており火力もそれなりな遠距離範囲技を持っているので前作のキウルのような使い方も可能だが、迎え撃つようなマップでもないのが残念。気合浸透 弐を持っているが素早さが遅いので活かしにくいのが悲しい。

 

夢幻演武クリア時のプレイ時間は103時間59分8秒でした。夢幻演武に費やした時間は20時間くらいですかね。
レベル上げはストーリークリア後もう1週したのでその分の初回クリア報酬のみ、BP稼ぎはなし、BPはラストのステージ以外は持ち物枠にのみ振った状態(ラストは火力不足すぎて何人かには振りました)、平均レベルは71.4でした。
※夢幻演武はクリアデータをロードすることで始まるので周回プレイの途中ではできないことに注意。また周回をはじめるとBPの振り分けはリセットされます。

今作の夢幻演武はただのおまけコーナーというより本編に組み込めなかったけど意味のあるストーリーという感じで色々興味深い情報もあったのでぜひぜひやってみてください!